泥甘な恋に溺れて



「あれ、優くんもう帰るの?」



「あぁ爺さんに呼ばれてるから」




「そっか、じゃあまた明日」



「あぁじゃあな」





──あのお昼から時間は過ぎて放課後。








久しぶりに自習スペースで勉強でもしようかな....



私は必要な勉強道具を持って図書室に向かった。





廊下を歩いていると前から3人組の女の子が歩いてきた。



「きゃっ.....!」



何が起こったのかわからなかったけど足を引っ掛けられたような気がした。




「やだ〜ごめんなさ〜い」


彼女たちはクスクスと笑いながら行ってしまった。




この感じ....


忘れもしない中等部の頃いじめられたのを思い出す....



今のはわざとじゃないよね?



だって謝ってたもんね....