泥甘な恋に溺れて


「萌奈ちゃんごめんなさい!私、遅れるって連絡送ったつもりでいたみたいですっ!」



萌奈ちゃんずっと私が来るの待ってたよね....




「ふふっ大丈夫だよ、良かったら今からでも行かない?」




「萌奈ちゃん....」



優しさに胸がジーンとする。





「じゃあとっとと日誌出してきちゃいますね!」



机の上の日誌を取ろうとしたら横から優くんに取られた。



「俺が出してきてやるよ」



「えっ....そんなの悪いよ....」



「いいって桜良は早く行けよ、楽しみにしてたんだろ?」



私の頭をポンとすると優くんは日誌を持って早々と教室を出ていった。



「ありがとう優くん....」




私が楽しみにしていた気持ちを汲み取ってくれたんだ....



優しいなぁ〜



「敬語じゃなくなってる....ボソッ」














「それじゃあ萌奈ちゃん行きましょうか!」



「......そうだね」