一途な敏腕社長はピュアな彼女を逃さない


二人のやり取りに周りの人々も
ザワザワとざわめき始めた。

「ふざけんじゃないわよ!
このクソババア!!」

とうとう頭に血がのぼって大声で本音をぶちまけた才加に
「いい加減にしなさい!才加!!」
今でオドオドしていた田沢社長の怒号が会場中に響いた。

そして田沢社長は「神崎会長、かよ子さん、うちの娘が大変な失礼を申し訳ありませんでした。」紅葉とかよ子に深々と頭を下げた。

「お父さま!私がこんなに侮辱されてるのに何で頭を下げるの!!」

才加は怒りでうち震えている。

「まだ分からないのか?
おまえは私だけじゃない会社の顔にも泥を塗ってんだぞ!!」

才加は父の見たことのない剣幕に黙りこんでしまう。