一途な敏腕社長はピュアな彼女を逃さない

「いえ...会長。
揉めてるだなんて
ただ彼女に社長夫人になるには
もう少し礼儀をわきまえて堂々したほうが
良いですよ。とアドバイスしていただけですわ。」

才加さんは先ほどの刺々しい口調から一点、しおらしい態度に私は目をまるくする。

「そうねぇ。
本当はかよ子さんより社長の嫁には才加さんのような女性の方が良いのだろうけど....」

お母様は考えるように顎に手を添えた。

お母様の言葉に私はショックで
俯いて押し黙る。

反対に才加さんは気をよくして
フフンと私に勝ち誇った笑みを向ける

「いえいえ、私が神崎さんのお嫁なんて...
かよ子さんのほうがお似合いですわ...」

才加さんはわざとらしく頬に手を当て顔を赤らめる。

「でも、今はお付き合いしている男性も
おりませんし...
神崎さんのような素敵な男性がいればなとは思っておりますが...」

「そう...才加さんお綺麗なのにお付き合いされてる方いないの?」

お母様はびっくりしたように目をまるくしている。

「はい...もう何年もそのような男性はおりません...」

才加は残念そうな顔をして紅葉にアピールするが本当はホストで毎晩金にものを言わせて遊びあるいているのだ。