「私、お母様のことずっと
恐い恐いと思ってました...
でも、お父さんにお母様のことを聞いて
私が勝手に決めつけていた恐いというだけの偏見が少し溶かされたように思います...
お母様のこと、もっと知りたくなりました...
お父さん、教えてくれてありがとうございます」
私はお義父さんに向かって深く頭を下げた。
「ハハッ。まあ、恐いのは私も同じだから..
紅葉も昔はもっと素直だったんだがね...
年を取るにつれて意地っぱりに
拍車がかかってきているような気がするよ。
きっと今まで反抗したことが
なかった翼に反抗されたもんだから
意地になってるんだろうな...」
お義父さんは呆れたようにはあっと息を吐いた。
「私、もうちょっと頑張ってみようと思います。
お母様に翼さんと一緒にいたいっていう気持ちが伝わるように、私なりに出来ることを
考えてみます」
私は晴れやかな笑顔を向けると
お義父さんはうんうんと嬉しそうに頷いた。
「私は紅葉がなんと言おうと
かよ子ちゃんの味方だからね。
翼にはかよ子ちゃんだけしか
いないと思ってる。
私も紅葉を翼と一緒に説得してみるから
どうか、翼のこと見捨てないでやってほしい」
お義父さんはもう一度、私に頭を下げた。
「はい...私にも神崎さんしかいません...
お父さん...
ありがとうございます...」
私はグスッと鼻をすすって
涙を押し止めると、ニッコリと微笑んだ。
それから、夕食を勧める私に
お義父さんは「翼に内緒で来たから」と言って足早に帰って行った。
恐い恐いと思ってました...
でも、お父さんにお母様のことを聞いて
私が勝手に決めつけていた恐いというだけの偏見が少し溶かされたように思います...
お母様のこと、もっと知りたくなりました...
お父さん、教えてくれてありがとうございます」
私はお義父さんに向かって深く頭を下げた。
「ハハッ。まあ、恐いのは私も同じだから..
紅葉も昔はもっと素直だったんだがね...
年を取るにつれて意地っぱりに
拍車がかかってきているような気がするよ。
きっと今まで反抗したことが
なかった翼に反抗されたもんだから
意地になってるんだろうな...」
お義父さんは呆れたようにはあっと息を吐いた。
「私、もうちょっと頑張ってみようと思います。
お母様に翼さんと一緒にいたいっていう気持ちが伝わるように、私なりに出来ることを
考えてみます」
私は晴れやかな笑顔を向けると
お義父さんはうんうんと嬉しそうに頷いた。
「私は紅葉がなんと言おうと
かよ子ちゃんの味方だからね。
翼にはかよ子ちゃんだけしか
いないと思ってる。
私も紅葉を翼と一緒に説得してみるから
どうか、翼のこと見捨てないでやってほしい」
お義父さんはもう一度、私に頭を下げた。
「はい...私にも神崎さんしかいません...
お父さん...
ありがとうございます...」
私はグスッと鼻をすすって
涙を押し止めると、ニッコリと微笑んだ。
それから、夕食を勧める私に
お義父さんは「翼に内緒で来たから」と言って足早に帰って行った。



