一途な敏腕社長はピュアな彼女を逃さない


そして、ギュッともう一度強く抱き締めると
神崎さんは私の首もとに埋めていた顔をあげてた。


「可愛いすぎるかよ子さんに
朗報だよ...」


そしてボソっと私の耳もとで囁いた。


「えっ?朗報ですか...?」


 
「うん...
かよ子さんの友人の結婚式をうちのホテルで
執り行うって言ったでしょ?
それで、衣装合わせを7月の中頃にすることになったんだけど、かよ子さんにも一緒に見立てて欲しいらしいよ...行く?」


神崎さんの言葉に私は振り返ると
「行く!!行きます!!」
と、声を上げて即答した。


嬉しい..メグに久しぶりに会える...

未だに携帯電話を持っていない私は
神崎さんのところに来てから
メグとずっと連絡を取れないでいたのだ。

私の胸は嬉しくていっぱいに膨らんだ。

「喜んでもらえたかな?」

私は体を反転させると
「神崎さん...ありがとうございます...
とってもうれしいです..」
神崎さんにギュッと抱き着いた。


それから、ゆっくり体を離してお互い見つめ合うと甘くとろけるようなキスをした。