一途な敏腕社長はピュアな彼女を逃さない

「はい!
実は一色さんから妹さんの誕生日プレゼントを一緒に選んでほしいと頼まれたんですが...
今時の女子高生がほしいものが分からなくて...」


「フフッ...一色さん頑張ってますね...」


瑠花さんの意味ありげな含み笑いに
私は首を傾ける。


「いえ...こちらの話です...
あっ!ヘアアクセサリーなんかどうですか?
かよ子さんがお仕事のときに使ってる
ヘアゴムやバレッタって
いつも可愛いなと思ってたんですよ!」


「あ...ありがとうございます...
でもあれは手づくりなんです...」


「えっ!そうなんですか!
器用ですね...今度、私にも作ってくれますか?」


「あんなもので良ければいくらでも作りますよ!」


私は自分が作ったものを褒められて
嬉しくて目を細めた。


「やったー!!約束ですよ!!」


瑠花さんは嬉しそうに満足した様子で
カレーライスを食べ始めた。

瑠花さんは本来の私の質問をすでに忘れているようだ。


「あのーそれで瑠花さん...
女子高校生の喜びそうなプレゼントって他には...?」


「あっ!そうでしたね...嬉しくて、つい♪
え~と、そうですね...
トートバックなんかどうですか?」



トートバックか...



そういえば、学生時代はメグと受験勉強するのに本を入れたりトートバックは何かと使ってたな...