まって、なんで、屋根の上!?



他の家とは違って平屋根だけどさ…!!






「早く乗って」


「むりむりむり!!高いってば!」


「月姫」


「ひゃあーっ!むり!怖すぎる!!!」


「…………………」






なかなか屋根の上に乗ろうとしない私に呆れたのか、ゆっくり下へおろされると






「っ!」





「うるさい。いいからさっさと乗れ」







私を黙らせるためか、少し荒く口を塞がれてしまった。





もちろん突然の事に口はキュッと閉じちゃって、そしてまた蒼空さんは私を抱き上げた。



その後はなんらく屋根の上にのぼることが出来て、







「わあっ……」






ここにくるまで気づかなかった。





今日の夜空がこんなに綺麗だってことを。







「蒼空さん……」


「なに?」






後から上にのぼってきた蒼空さんの腕を引いた。




……なんだか無性にひっつきたくなって。







蒼空さんの腕に自身の腕を絡めて、もう一度夜空を見上げた。







「凄く綺麗……」






それはもう、見惚れてしまうほど。




視線を感じて私もそれに合わせれば







「テレビで言ってたんだよ
今日は星がよく見えるってさ。


それを聞いた時、
1番始めに浮かんだのがお前の顔だった。



………一緒に見たいと思って。」






蒼空さんはふわりと優しい顔をして微笑んだ。




やばい……その笑顔、反則です。