心音さんのマシンガントーク凄かったなぁ……
陽葵さんなんて途中で意識飛んでたし…




「ふぁあ~~」


「でけぇ口」


「っ!」




慌てて口元を隠す。




「そ、蒼空さん!!」




びっくりしたぁ…
完全に気抜いてた。




「あれ?珍しい…この講義ほぼ一回生しかいないのに」


「……単位落としてんだよ」


「3年間も?サボりすぎでしょ」




いつものように反抗してみればギロリと睨まれる。
おー怖い怖い。


この講義は必修で、卒業するまでにこの単位を貰わないと卒業できないもの。


まあ朝早いしサボる人も多いけど、
私はこの人みたいにならないでおこう。




「蒼空!どこ座る~?」




蒼空さんの後ろからヒョコッと現れた茶色のロングヘアーの女の人。


この前見かけた人だ。




「そこでいい」




私が座る斜め前の席に腰を下ろした蒼空さん。


自由席だからどこに座ってもいいけれど、なぜ視界に入る位置に座ったんだ。