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あの後、蒼空さんは私を事務所まで連れてくると「じゃあな」っとさっさと行ってしまった。


プリンが二つ入った袋を片手に。


蒼空さんが帰ってからすぐに心音さんが帰ってきて、




「なんで置いていくのよぉ!!!あの後大変だったんだから!!!!!」




と、


泣きながら私と事務所で書類チェックをしていた陽葵さんにその後の話を次の日の朝になるまで永遠と聞いていた。


結果的に今回の依頼は終了とのこと。




「てゆーか、彼氏役終わらせる気無さそうだったから勝手に終わらせちゃうわ」




そう言いながら心音さんは契約書に赤ペンで"解決"っと大きな文字で書いていた。




…そして


心音さんの事を置いて行ってしまった代償として




「……ね、眠い…」




あのまま寝ずにオールした状態で学校に来た私。