「わっ、ちょっと、」
そしてペロペロと顔を舐め始めた。
「ソラ、遊んで欲しいんだって。」
「そ、そうなの…?わわっ、舐めすぎ…!」
顔がびしょびしょになるくらい舐めるから、
「ちょっとタンマ!」とソラを抱き抱えて、離す。
「ワンッ」
「分かったから!ちょっと待って!」
「ワンッ!」
「ぎゃー!」
私の腕の中で暴れ始めたかと思えば、抜け出して、再び顔面を舐められた。
そんな姿に蒼空さんは止めようとはしなくて
「ちょっと、笑ってないで、止めて!」
その間もソラからのペロペロは止まらず
蒼空さんにクスクスと笑いながら携帯を向けられていた。
それはきっとあれだ、
動画撮ってるな。
「撮ってないで止めてってば!!
……わっ!ソラ!ぎゃー!!」
なんでこんなに舐めてくるの…
可愛いけど、さ。
「あー、笑った笑った」
笑いすぎて腹痛いとか言う蒼空さんがやっとソラを抱き抱えてくれた。
「はぁ…やっと息できる……」
「許してやって。ソラ、お前のこと大好きなんだよ」
そして再び私に笑顔を見せた。
その笑顔と、
"ソラ、お前のこと大好きなんだよ"
その言葉にドキッと胸が鳴る。
そのソラは、蒼空さんのことじゃないことくらい分かってはいるけど
(蒼空さんも、私のこと大好きだといいな…)
そんなことを思った。



