「確かに、蒼空のたまに見せる笑顔やばいよね」


「分かる。破壊力やばい」


「この間さ、俺が課題持ってくるの忘れて先生に怒られてた時めちゃくちゃ笑ってたんだよな。その瞬間男の俺でもキュンときた」


「いや、それはバカにされてる笑いでしょ」


「えっ、そうなの?」





和やかな空気のまま、笑顔が溢れてて


私もそれにつられて笑顔が溢れる。




参加して、よかったかも。




こうやって知らない時の蒼空さんの話聞けるのって、凄く楽しいや。





「蒼空さんの話もっと聞きたいです!」


「いいとも!なんでも教えてあげちゃう!」




蒼空さんの友達ともなんだか仲良くなれた気がして、気が楽になった。





「去年の夏とかクソほど暑かったのにさ、蒼空だけいつまでも涼しげな顔してたよな。全然汗臭くないし、むしろ良い匂い。」


「私も蒼空の匂い好き~ あっ、あと華の匂いも」


「えっ、私?」





急に話をふられて驚き気味の華さんは、お菓子を食べる手が止まった。





「私も華さんの大人っぽい香り好きです!」


「だよね~! そうそう!大人っぽい香り!」


「えぇー…ちょっと恥ずかしいなあ…」





両手を頬に当てて、どうにか顔の熱を冷まそうするその姿。



ほんと、可愛い。





「でもさ、正直なところ、



蒼空は華と付き合うんだと思ってたんだけど」





そう言ったのは、さっきまで千恵のいる場所で喋っていた男の人で



今度は私たちの元へとやってきた。