「あっ、そうだっ!
月姫ちゃんも一緒に喋らない?」
「え?」
「みんなとこうやってゆっくり喋れるのも今日ぐらいだからさっ、ここで集まって喋ってるんだ~
蒼空が帰って来るまで月姫ちゃんもどうかな!」
「もちろん友達も一緒に!」と、クッキーを買えた千恵がタイミングよく帰ってきた。
その言葉に、全力で頷いたのは千恵の方で
「もちろん参加します!!!」
「えっ、ちょ、千恵…!」
「いいじゃん!せっかく誘って下さってるんだから!行こう行こう!!」
「えぇー…」
あまり乗り気にならない私をグイグイ引っ張って、華さんの友達の元へと向かう。
華さんの友達ということは、蒼空さんの友達でもあって
「あれ?蒼空の彼女だ~」
「生で見たの初めてかも」
「こんにちは~!」
あちこちから興味津々に声をかけられた。
「こんにちはっ!月姫の友達の千恵です!」
「千恵ちゃん可愛い~」
「千恵ちゃんこっちおいで」
「行きますっ!!!」
「ちょっ…」
ああ、行っちゃった……
目をキラキラと輝かせて呼ばれた所に行っちゃった千恵。
あの輪の中に入りたいって、ずっと言っていたもんね……
今、夢が叶ったってわけだ。



