次の日の夕方
(ここで…いいんだよな)
メモに書いてある場所で待つ優也。
(なんか女子高生だらけだな)
門から出てくる女子生徒にチラチラと見られるが、とりあえずぺこりと頭を下げる。
「ユーヤ!お待たせっ」
「おっ…と」
すると亜美さんが勢い良く門から出て来たかと思えば、
自身の腕を俺の腕に絡まらせた。
……と、同時に
(………来たな。)
後ろからの気配。
細目で後ろを見れば、やはり電柱に潜むストーカー。
「もうっ、ユーヤたらこんな目立つ所で待たないでよ~」
「……ああ、ごめんな。明日からは違う所で待ってるよ」
ポンポン、と亜美さんの頭を撫でる。
すると周りの女子生徒達がざわつき始めた。
(ここで待っててって書いてたのは亜美さんなんだけどなぁ)
話に合わせてそう言えば、
「ユーヤ、モテるから私嫉妬しちゃう」
ギュウ、とより密着する亜美さん。
「いいなぁ…」
「あんなイケメンどーやって知り合ったんだろ~…」
「年上だよね?羨ましい~」
そうざわつく女子生徒に対して
「………………」
ストーカーの反応は、…無い。
「さあ帰ろっか、亜美さん」
「うん!!!」



