何度も何度も降り注ぐキスに呼吸が追いつかなくて、酸素を取り込もうと口を開けば
「っ、んぅ…」
それを待っていたかのように、大人のキスが降り注ぐ。
キスでさえもまだ慣れてないのに、それよりも上のことをされてしまうと頭が追いつかない。
ドキドキとなる胸は更に激しさを増すばかりで、
(頭が、フワフワする……)
初めての感覚に溺れそうになった。
「っ、…そ、ら…さん……」
途切れ途切れで名前を呼べば
ゆっくりと離れたソレ。
その瞬間に必死に酸素を取り込む。
けれど、顎を掴まれて強引に上を向かされると
「俺のこと、もっと知りたいんだろ?」
「う、ん…」
「じゃあ、教えてやるよ」
私の唇を撫でるように指でなぞる。
「お前といると余裕がなくなるし、
お前の行動や言動が、いちいち可愛く見えんだよ。
だから、歯止め効かねー…」
少し苦しそうに、顔を歪ませる。
(か、可愛いって)
蒼空さんに初めて言われたその言葉。
言われて嬉しいけれど、それよりも恥ずかしさが勝ってしまい照れてしまった。



