「………、…どーした?」




私が袖を掴むから、



蒼空さんは反射的に振り向こうとするけど





「そのまま聞いて…!」





ピタリ、と蒼空さんの動きが止まる。



なんだか顔を見られるのが恥ずかしくて…




「今日は…ありがとう。


私のしたいことに付き合ってくれて。


蒼空さんが楽しめたかは分からないけど…


私は凄く楽しかった。


………特に、プリクラで撮られるたびにビビってる所とか面白すぎた」


「おい。喧嘩売ってんのか?」


「ふ、振り向いちゃダメ!!まだ続きがあるの…!」




「何が言いたいんだ…」っと、しぶしぶ前に向き直す蒼空さん。




「……、初めて知ったから…蒼空さんのそーゆー所。


出会ってからは結構経ってるのに、未だに知らない事がいっぱいあるんだなぁ…って。


だから………


もっと…蒼空さんのこと、知っていきたい。


……知らない事が無くなるように。


なんでも知ってるって、自慢できるように……なりたい、です…」




い、言っちゃった…



この前、心音さんが溜め込むのは良くないって言っていたから…