「メニュー考え始めたら止まらなくなってしまうので、今はやめて欲しいんですけどね……」


「そーいえば、パン売り場放置してるけど大丈夫なの?」




チラリと隣にあるパン売り場を見れば、


繁盛しているその場は全然大丈夫ではなさそうで。




(奥さん大変そうだな……)



「すみません、ちょっと母のところ手伝ってきてもいいですか?」


「あ、そうだね!こっちは落ち着いてるし、私だけで大丈夫だよ」


「………ありがとうございます、じゃあお願いします。」




ペコリと頭を下げて、パン売り場の方へと行ってしまった湊くん。




(ちょうどコレも完成~)



心音さんが頼んだ商品も出来上がって、ソレを綺麗にプレートの上に乗せる。



席へと持っていけば、心音さん以外にも浅川さんの姿もあって


なにやら真剣に話をしていた。




「おまたせしました~」


「月姫ちゃんありがとっ あら~美味しそうね」


「それは僕がオリジナルで作った物で………」




心音さんに褒められてなんだか嬉しそうな浅川さん。



その食べ物に入れてみた物や、作り方などを説明している。




(邪魔しちゃ悪いな……)




盛り上がっているから、邪魔しちゃいけないと思ってスー…っとその場から離れた。



心音さんもなんだか楽しそうだし、良い物ができるといいなぁ。