「それにしても……
月姫ちゃんすごく似合ってるわねその制服!!
可愛い!可愛すぎるわ!!
蒼空に送ってあげよーっと♪」
「えっ、ちょっと待って下さい…!恥ずかしい…」
パシャパシャと写真を撮られて
緊張で体が強張るし、赤面してしまう。
写真なんて慣れてないんだもん……
(どんな顔したらいいの…!)
恥ずかしくて顔を手で隠していれば
「すみません。ここはそーゆーお店じゃないので」
「み、湊くん…?」
私を隠すように、前へ立つ湊くん。
「カフェの利用じゃないなら出て行ってもらえますか?」
その声は怒っているような。
声のトーンがいつもより低くて、冷たい声…
「あ…ち、違うの湊くん…!!」
「月姫さんは下がっててください。」
ダメだ、聞く耳を持ってくれない。
湊くんの腕を掴んで、
少し身長が高い湊くんを引き寄せる。
「私の知り合いなの!!!」
「…………えっ?」
耳元でそう叫べば、
やっとこっちを見てくれた。



