「そいつと、目合った?」
「合った…気がするけど……」
「……その後、なんもされてないな?」
「うん…全然大丈夫……」
その言葉に、蒼空さんはちょっと安心した様子。
「もし絡まれたりしたら、すぐ俺呼べよ」
「わ、分かった」
とは言ったものの
心配?されてるのかな…
私が狙われるかもしれないから?
でも相手は華さんのストーカーで、
私になんて興味はないだろうし……
「で、それでどーした?」
「あ、うん…それでなんだけど……。
……華さんのこと、今まで通りその人から守ってあげてほしくて」
そう言うと、蒼空さんは首を傾げる。
「まぁ、卒業までの契約だからな」
「ち、違うの…!!まだ続きがあって……」
私が言いたいのはそれじゃなくて
「守ってあげてほしいけど…
……こーゆー事は、私にしかしないで…」
こーゆー事とは、
さっき蒼空さんがしてくれたような事。
華さんは
"私の事を好きになってもらえるような、そんな事をしちゃうかもしれない。"
そう言っていた。
そんな事なんて一体どんな事なのかは分からないし
確証なんてないけれど、
その雰囲気に流されたりしたら……



