私もそのあとに続くと、空から何か白い物がぱらぱらと降り注いでいた。
「え!雪!!」
ソレが何かに気づくのには時間はかからなくて、
私達が事務所の中にいる間、結構降っていたのか、地面には少しだけど雪が積もっていた。
「そら寒いわ…」っとポケットに手を突っ込む蒼空さん。
けれど、そんな蒼空さんとは反対に久しぶりの雪にテンションが上がった私は、
「雪ーー!!!!!」
「あ、おい!走るな!」
思わず走ってしまって
「ぅわっ…!!」
本日2回目。足が滑る。
「お前…次は絶対助けねーからな…」
「ご、ごめん……」
今回は蒼空さんが腕を掴んでくれたから転倒はしなかったけれど、
「ん?…お前………」
すぐ離されると思っていたソレ。
けれど、なぜか後ろに引っ張られて後ろ向きの状態である私は「わっ」と身体が後ろに倒れた。
ポンっと背中に当たる蒼空さんの身体。
「なんか、甘い匂いする」
「っ!」
左耳に蒼空さんの声。
あ、そうだ。香水吹き付けてたんだ…



