それから4戦連続でしたけれど久々にゲームをした私は全く上手くなくて
「よ、4位………」
もちろん、ビリである。
「月姫ちゃん逆走してたわね!!!」
「あれわざと~?」
「ち、違うよ!コントローラーが悪いんだって!!全然曲がってくれないし…」
「いいわけ~」
「ぐぬぬ……」
私、こーゆー乗り物系は苦手みたいだ。そう理解した。
「それにしても、蒼空はダントツで1位じゃないの」
「このゲームよく友達とやってるからな」
その言葉に、この前大学で見たあのグループの人達を思い出す。
あの輪の中に入りたい~って千恵言ってたっけ。
「じゃあ~残念だけど、月姫ちゃん罰ゲームとして買い出しね」
「亜美プリン食べたい」
「分かりました…」
渋々上着を着て、一階に降りると急に温度が変わってブルッと身体が震えた。
外寒いだろうな~…
まだ外に出ていないのにこの寒さ。
だとすると外の気温が恐ろしい。
「…………よし!!」
気合を入れて玄関を開けると、急に入ってきた冷たい風に「うっ、」っと小さな声が出た。
これは寒すぎる…
寒くて身体が硬直していると、
「うお、さむっ」
なんて私と同じ反応をする蒼空さんが階段から降りてきた。
そんな蒼空さんは首元にマフラーを巻いていて
「あれ、もしかしてついてきてくれるの?」
「幼すぎて警察に声かけられるかもしらねーしな」
「かけられたことないし!!!」
今日なんて大人っぽいメイクしてるんだから!
「ほら、さっさと行くぞ。」
そう言って、私よりも先に外に出る蒼空さん。



