「この唐揚げ美味しいわね~!今度作り方教えてもらおうかしら」
「亜美もこの唐揚げすき~」
8時になってお店を閉めると、それと同時にクリスマスパーティーはスタートした。
テーブルには陽葵さんの奥さんからの差し入れである唐揚げと、市販で買ったポテト、デリバリーで頼んだピザ、心音さんが作った手作りデザートなどなど…豪華な食べ物がずらりと並んでいる。
こんな食べ切れるのかわからないけど。
「…………………」
「……なんだよ?」
「いや、蒼空さんって甘い物以外にもちゃんと食べるんだなーって思って」
「そりゃ食うだろ。甘い物ばっか食べてたら死ぬわ」
まともな返しにちょっと安心する私。
だって甘い物しか食べてるところ見たことがないから、糖分の塊だと思ってたし。
「ねー亜美なんかゲームしたい~」
「そー言うと思って!用意してるわよ!」
ジャーン!っとテレビの前に用意されていたソレはテレビに繋げてできるゲーム機で、最大4人までプレイできるもの。
「ちゃんとコントローラーも4つ用意しておいたわよ♪」
はい、っと渡されたコントローラーを手に持つ私達。
ゲームなんて久しぶりだな…
最後にやったのはいつだろう?
思い出せないくらい、昔にやっていたんだと思う。
「じゃあ…負けたら飲み物の買い出しね♪」
「は?さっき大量に買い込んできただろ」
「だってお酒が一つもないんだもの!」
お酒がないとつまらないわ!なんて言う心音さんに蒼空さんは呆れた表情。
「高校生とこいつは買いに行けねーよ」
「それはなんか別の物買ってきてもらうから大丈夫よ♪さあ!買い出しをかけてゲームスタート!!!」
突然始まってしまったソレ。
ゲームの内容はカートに乗った某有名なキャラクター達を操作してサーキット駆け回る、といった物。
1試合4回戦まであって、最後の結果が4位の人に買い出しに行ってもらうみたいだ。



