「お前急に飛び乗ってくんなよ……」




どうやら、あぐらを組んでいたその上に飛び乗る形で乗ってしまったらしい。




「っー!!ご、ごめん!!!!」




ち、近い!!!!


しかも腰に手が…!


転ける私を反射的に守ろうとしたのか、私の腰辺りにまわされた腕。


軽く、抱きしめられている状態だ。


転けた恥ずかしさと、その状況にカッと身体が熱くなる。



(あ…眼鏡、かけてたんだ)



視界に映る蒼空さんはこの前みたいに眼鏡をかけていて、そのかっこよさに見惚れていたら




「…なに?早くどけ」


「あ、忘れてた…!!!!」


「いや忘れんなよ」




その声にふと我にかえり、急いで降りた。




「け、ケガしてない?」


「あ?してねーよ。お前は?」


「私も大丈夫…」




蒼空さんが助けてくれたから、っと言おうとしたけれど恥ずかしくなって口を紡ぐ。




「お前ほんとドジだな」


「言い返せん……」


「まあ今回はあいつの服が悪いけどな」




「さーて、燃やすか。」っとソレを袋に詰め始めたから一応止めておいた。


後で心音さんにちゃんと仕舞っておいた方がいいって言っておこう…


知らぬ間に本当に燃やしてそうだし…




「んで、何?」


「え?」


「なんか用事があってきたんじゃねーの?」


「あ、もー8時になるから降りてこいって心音さんが」


「あーもうそんな時間か」




「分かった」っと眼鏡を取ると、パソコンの電源を切って片付け始める。