クリスマスパーティーの準備を手伝っていると、
気づけば外は暗くなっていて
チラホラと街灯が点き始めていた。
(蒼空さん遅いな~)
なんてまたあの人の事を考えていれば、
「あら、帰ってきたみたいね」
一階の方からなにやら音が聞こえて帰ってきたんだって事を知る。
「あー重た」
2階に来ると机の上にたくさん買い込んだらしい食べ物や飲み物が入った袋をドサッと置いた蒼空さん。
寒いところから急に暖かいこの部屋に入ったからか蒼空さんの頬が赤くほてっている。
「どうもありがと~、これご褒美にあげるわ」
「まじ?やった」
付けていたマフラーを外すと、私と目が合って
「ぶっ!ちょっと!」
「それそっち置いといて」
ニヤッと笑いながら私の顔面にマフラーを投げつけてきた。
(自分で片付けろよ……)
だけど、そのマフラーからふわりと香る蒼空さんの匂い。
「………………」
ちょっとだけ…っと思いながらその匂いを嗅いだことは蒼空さんには秘密である。
……私って、結構変態気質なのかもしれない。



