電車が来ると、その電車を30分間乗り継ぎ、最寄りに着く。
すると学生服姿の高校生達がチラホラと見えた。
「月姫、久しぶり~」
「亜美ちゃん!久しぶりだね~旅行以来だ」
最寄りの駅で待ち合わせをしていた私と亜美ちゃんはそこで合致する。
駅から事務所までの道が分からないみたいで。
「クリスマスパーティー楽しみ~」
「だねぇ~」
ほんわかとした空気の中、歩き慣れた道を歩く。
「ユーヤに会うのも久々~」
「あ、そーいえば。心音さん亜美ちゃんと遊ぶの結構楽しいって言ってたよ」
「え!ユーヤが!?早く会いたい!!!!」
「わ、ちょっ」
急に走り出したかと思えば、私の腕を掴んで「早く行こう!」とまた走り出す。
嬉しそうな笑顔を見せる亜美ちゃんに私も嬉しくなったけれど、
「亜美ちゃん………足速い…ね…」
事務所に着いた頃には亜美ちゃんの全速力に疲れて息を切らす私。
「てか…道分かってたんだ………」
「なんかユーヤがいそうな方向に進んでたら辿り着いちゃった」
(凄すぎる………)
むしろ怖いレベル。



