「ちげーよ。苺花だよ」

「わたし…!?…って、どうやって充電するの?」


驚いて尋ねると、ベッドに腰掛けていたわたしのもとへやってきたなぎちゃんが、ギュッとわたしを抱きしめる。


…充電って、そういうことか。


わたしの彼氏さんは、同じ空間に住んでいても、すぐに電池切れになってしまうようだ。


なぎちゃんのことはクールだと思っていたのに、付き合うことになってから、ちょっと…。