「学校でも家でも、常に苺花がそばにいるんだから、そりゃ…気持ち抑えきれねぇよ。それに、陽翔っていう最強のライバルまでいたんだからっ」


わたしも、ひーくんとなぎちゃんと住むことになったのには驚いたけど…。

いっしょに過ごすうちに、なぎちゃんへの気持ちがまだ胸の奥にあることに気がついたんだ。



「…苺花、言ってもいい?」


わたしの頬に手を添えるなぎちゃんが、優しく見下ろす。