わけあって、双子の幼なじみと溺甘ルームシェア…♡

『だから、苺花も早く俺のこと忘れろよ。俺なんかじゃなくて、次はもっと苺花のことを大切に想ってくれるヤツを好きになれよな』


…すべては、わたしのためを思って。


「てっきり苺花には付き合っているヤツがいると思ってたけど、いっしょに住むことになって驚いたよ」


わたしだってなぎちゃんの言葉をおかげで、中学生のとき、好きな人くらいはできたことはある。

だけど、ずっとなぎちゃんのことを忘れられなかったのは確か…。