わけあって、双子の幼なじみと溺甘ルームシェア…♡

わたしは頷いてみせると、ひーくんに背中を向け、なぎちゃんが待っているという鳥居へ向かった。



夏祭りはもう終わりかけで、人はまばらになっていた。

そして、ぞろぞろと階段を下りて行く人々。


わたしはその人混みに混ざって、階段下の大きな鳥居へ急いだ。



手にはヨーヨーやわたあめを持った人々が、鳥居の下をくぐって帰っていく。

しかし1人だけ、鳥居の柱のそばで立ち止まってる人がいる。