花火の粉がハラハラと舞って、夜空に吸い込まれるように消えていく。
さっきまでの大きな音が嘘かのように、花火大会が終わると辺りは静けさを取り戻した。
周りにいた見物客も、次々と姿を消していく。
この場で月明かりに照らされているのは、わたしとひーくんだけ。
「…苺花、覚えてる?」
しんとした暗闇に、ひーくんの声が響く。
「俺が日本を離れるとき、苺花に言ったこと」
さっきまでの大きな音が嘘かのように、花火大会が終わると辺りは静けさを取り戻した。
周りにいた見物客も、次々と姿を消していく。
この場で月明かりに照らされているのは、わたしとひーくんだけ。
「…苺花、覚えてる?」
しんとした暗闇に、ひーくんの声が響く。
「俺が日本を離れるとき、苺花に言ったこと」



