わけあって、双子の幼なじみと溺甘ルームシェア…♡

どのくらいたっただろうか…。

クライマックスになり、無数の花火が次から次へと夜空に打ち上げられる。


その圧巻の光景に見惚れていたとき、ふと右手になにかが触れた。

そして、ギュッと手を包み込まれる。


視線を移すと、わたしの右手は大きな手に優しく握りしめられている。

その手をたどっていくと、グレーの浴衣の袖が見えた。


そう、ひーくんだ。


夜空を見上げたまま、無言で手を握るひーくんの横顔が花火で照らされる。