同じような背格好の2人組。
ミルクティーブラウンの明るい髪と、対照的な黒い髪。
だけど、どちらもグレーがかった茶色い瞳。
「もしかして、もう俺らの顔…忘れたっ?」
その場で固まってしまったわたしを見て、黒髪のほうが少し小馬鹿にしたように鼻で笑う。
ううん。
…忘れたんじゃない。
忘れるわけがない。
わたしが驚いて声を出せないのは…。
ミルクティーブラウンの明るい髪と、対照的な黒い髪。
だけど、どちらもグレーがかった茶色い瞳。
「もしかして、もう俺らの顔…忘れたっ?」
その場で固まってしまったわたしを見て、黒髪のほうが少し小馬鹿にしたように鼻で笑う。
ううん。
…忘れたんじゃない。
忘れるわけがない。
わたしが驚いて声を出せないのは…。



