まるで、わたしをどこへも行かさないかのように、なぎちゃんはギュッと腕の中にわたしを包み込む。
「な…なぎちゃん。だれかに見られるよっ…」
「こんな時間に、だれもこねぇよ。だから、もう少しだけこうさせて…?」
いつもは意地悪ななぎちゃんが、ガラス細工を扱うかのように、優しく優しく抱きしめる。
声が震えているなぎちゃんを、わたしはこれ以上拒むことができなかった。
「な…なぎちゃん。だれかに見られるよっ…」
「こんな時間に、だれもこねぇよ。だから、もう少しだけこうさせて…?」
いつもは意地悪ななぎちゃんが、ガラス細工を扱うかのように、優しく優しく抱きしめる。
声が震えているなぎちゃんを、わたしはこれ以上拒むことができなかった。



