わけあって、双子の幼なじみと溺甘ルームシェア…♡

そんな大きな独り言を呟いて、リビングへ続くドアを勢いよく開けた。


…が、しかし。


一瞬にして、顔が強張った。


なぜなら…。

ドアを開けてすぐ目に飛び込んできたのは、知らない2つの人影。


だれもいないとばかり思っていて、わたしの大きな独り言を聞かれてしまったことに驚いたけど、そもそもひとり暮らしの部屋に、わたし以外のだれかがいるはずもない。