わけあって、双子の幼なじみと溺甘ルームシェア…♡

わたしの部屋は、角部屋の901号室だ。


入口で機械にかざしたものと同じカードキーを部屋のドアノブ部分に近づけると、カチャッと施錠が解除される音がした。


ゆっくりとドアを開けると、清潔感のある白い壁紙に、奥へと続くフローリングの廊下が見えた。

新しい部屋の匂いもする。


ひとまず、玄関で靴を脱ぐ。

そして、すぐ左手に見えたドアを開けると、そこは6畳ほどの部屋だった。