「前のロングのときの苺花もかわいかったけど、ゆるふわのボブの苺花もかわいいよ」
そう言って、ポンポンっとわたしの頭に手を置くと、杏奈に軽く挨拶して、向こうのほうの席へ行ってしまった。
「…び、びっくりした〜」
無意識に息を止めていたのか、先輩がいなくなってようやく大きく息を吸う。
「苺花のこと、“かわいい”だって!先輩、まだ苺花に気があるんじゃないの?」
そう言って、ポンポンっとわたしの頭に手を置くと、杏奈に軽く挨拶して、向こうのほうの席へ行ってしまった。
「…び、びっくりした〜」
無意識に息を止めていたのか、先輩がいなくなってようやく大きく息を吸う。
「苺花のこと、“かわいい”だって!先輩、まだ苺花に気があるんじゃないの?」



