わけあって、双子の幼なじみと溺甘ルームシェア…♡

挙動不審なわたしに対して、大輝先輩は前と変わらない爽やかなスマイルだった。


「本当に、鳳鳴高校にきたんだな〜。制服、似合ってるよ」

「あ…ありがとうございます」

「それに、髪切ったよね?」


その問いに、わたしは無言で首をコクンコクンと縦に振る。


どんな顔をしたらいいのかわからなくて、まともに先輩の顔を見れないっ…。


だけど先輩は、そんなことお構いなしに話を続ける。