無口な彼の妬かせ方







よし!今日こそ聞く!!




なんて何度そう決意したことか。




そんな決意したって、どうせは出来ずに1日が終わる。




毎日その繰り返し。




オマケに、





「俺と付き合って下さい!」





なぜか告白される始末。




今、モテ期?か知らないけど、どうやら噂では翔と別れている事が流れているらしい。




翔も告白されてるんだろうな…




こんな私を好きになる人がいるんだったら、翔には倍くらいいるだろうし。




結構、翔ってモテるもんね。





「ごめん…私、彼氏いるから…」




「え!黒崎と別れたんじゃないの?!それとも、もう違う人と付き合ってる?」




「いや、だから…」





”翔と付き合ってる”





そう言おうとしていたのに、その男は私の肩をガシッと掴んで。





「そんな嘘つかなくていいからさ、俺と付き合ってよ。俺、ずっと佐倉の事好きだったのに」




「え、ちょっ!」





掴まれている部分が痛くて、私は顔を歪めた。