無口な彼の妬かせ方







カァァァ、っと。
一気に顔が赤くなる。





「さ、最悪!最悪最悪最悪!!」





ニヤニヤと笑う翔を見て、私はもっと恥ずかしさが増していた。




手で顔を覆い隠して、
ダッシュで部屋の隅に逃げる。





「もう、こっち見ないで!」




「可愛い」




クスクスと楽しげに笑う翔。




「っ!!!!!!」





なんかもう、
逆に私が熱出そう。





「………それで?」




「え?」




「俺に、どうしてほしい?」




「なっ!!?」





おかしい。やっぱり今の翔、いつもと違う…!




やっぱり、体調悪いせい?




体調悪くなると、こんな意地悪になるんだ。




しかも、普段よりよく喋る。




なんてやっかいな人だ。