無口な彼の妬かせ方







ドキッ。




一瞬にして、
心臓は速く動きだす。




そして、そっと目を閉じた。




キス、
しちゃっても大丈夫かな。




風邪うつっちゃうかも。




でも…いいや。




うつっちゃっても構わない。




この会えなかった時間。
ずっと翔に触れたかった。




そんな想いを秘めながら、
私は目を閉じていた。




が。





「……………」





……あれ?




一向に、してくる様子がない。




え、もしかして、違ってた?
キスじゃなかった?




すぐに目を見開く。




すると目の前には翔の不敵な笑み。





「キス、してほしかった?」




「っ!!!!!!」





だ、騙されたーーーー!!