「な、何言ってるんですか…!」 かぁっと、身体中が熱くなる。 両頬を手で抑えて、 動揺する私を隠そうとする。 「そんな…!私、まだ高校生です!」 「……まだ?」 ピクリ、 女の人の目が、一瞬、そうやって細かい動きを見せた。 「"まだ"じゃなくて。"もう"の間違えよ」 「はっ!?」 「もう、高校生なのよ。あなた」 ズイッ、 と、顔を近づけてきた女の人。 香水をたっぷりつけていたからか、いい香りというより、 少しキツくて、顔が歪む。