無口な彼の妬かせ方





夕飯を食べている時は、なんとか翔の隣をキープ出来た。



ものすごい睨まれようだけれど、



私は翔の彼女だもん…。



隣に居て何が悪いの?



翔はげっそりと疲れた表情をしていて、夕飯もあまり食べてはいなかった。



ずっと、唯ちゃんの相手してたもんね…。



やっぱり、私が間に割り込めば良かったのかな?




「ワリ……風呂、入る」




翔はガタッとイスから立ち上がった。



フラッとよたつきながらも、食器を台所へと運ぶ。




「あっ……うん。大丈夫?」


「………ん。」




前髪を軽く掻きあげて、ふぅっと息を吐いていた。



全然大丈夫そうには見えないな…



今日はゆっくりしてもらわないと……。



明日には、翔、倒れちゃうかもしれない。



ガチャリ、



っとドアを開ける音と共に「ごちそーさまー」なんて、明るい声。



あっ、私も早く食べないと。



そして急ぐように、私も夕飯を食べ終わらした。