無口な彼の妬かせ方





「………で。何しに来た」


「あっ、そうそう!私ねー…」




グイーッ、と。



力強く腕を引っ張られて、耳元に唯の口元が近づいた。




「今日、三人に告白されたの」




……告白?




「へー良かったじゃん」




照れ臭そうに言ってきた唯に、俺は平然と返答した。



それだけを報告しにきたのか?



ふーん。



今日一日で三人に告白されたのは、凄いな。




「……翔ちゃん?」


「ん?」




何故か、驚いた表情をする唯。



なに。俺、変なこと言った?




「何も……思わないの?」


「思うって、何を?」


「だって…私、告白されたんだよ?」




キュッ、と。



腕を握りしめる力が強くなった。