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「凛。」


ゆらりゆらりと身体が揺れている感じ。

微かな意識の先で感じるぬくもり。


身体が何かに包まれて

なおかつあたたかくて。



「───約束、ちゃんと覚えてて。」



その瞬間だけは

なんだかとても心地よく感じたのだ。