「……ダメだよ春香」
「なにが。ダメなのはユキでしょ」
「春香のそういう、お節介で優しいところ。ほんと心配……」
「もう、心配心配ってなんなのよ」
ユキは幸せそうに目を細め、こちらを振り返った。
「やばい、気持ちいい……」
「うっ」
か、可愛い……。
なんて素直なんだろう。こうやって可愛いところを見せて、寝床を探してきたんだろうな、この子は。なんて思った。
そのあと出した夕ご飯の唐揚げを、ユキは美味しい美味しいとたくさん食べてくれた。
若いとこんなに食べるんだと驚いたのと同時に、私の心は満たされていた。
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