愛しのキャットボーイ〜野良猫少年拾いました〜




「お金なんていらない。言ったでしょ?僕は野良猫だって」
「……ちょ、ユキ、苦しい……」
「拾って、春香」



 背中をドンドンと叩けば、少し身体を離され、ジッとキレイな瞳で見つめられる。
 抱きしめられているせいか、雪が降っているのに暑くてたまらない。ユキは、甘ったるく柔らかな声で囁いた。



「僕のこと、連れて帰って?」




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