「見た感じ若そうだよね。いくつくらい? すごくかっこいい人だったね。春香も隅に置けないなぁ〜」
「そんなんじゃないわよ……」
そう、私とユキはそんな関係には間違ってもなれない。
「17歳」
「え」
「あの子、17歳なの。事情があって今同居してる」
今はユキと私の関係を恋愛に結びつけて欲しくなくて、ユキの年齢を明かした。
その瞬間、さくらは大げさに固まる。
そして私はそれを横目で確認し、着替えを済ますと帰ろうと鞄を抱え片手を上げる。
「じゃあ、お疲れ様。また明日ね」
「ちょっ!! ちょっと待って……!!」
思ったより早く意識を取り戻してしまったさくらは、私の両肩をしっかりと掴む。
あ、言わなきゃよかったかも……。
「ちゃんと話すまで帰さないからねっ……!!」



