愛しのキャットボーイ〜野良猫少年拾いました〜





「(こうなったら、仕方ないわ)」



 ため息を一つ吐いて、二人の元に向かう。


 そして、新入社員の肩を掴んでいた上司の手を掴み、怒りを噛み殺した満面の笑みを向けた。



「私の連絡先でよければ教えますよ?」


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