愛しのキャットボーイ〜野良猫少年拾いました〜




「えっ……春香?」
「うん、元気だし熱はなさそうね。私も仕事の準備があるから、帰ってきたら続き聞くわよ」
「……いや、もういいや」



 気が抜けた表情をしたユキは深い息を吐くと、洗面所に消えていった。
 なんだか呆れられたようで心外だけど……。



「(元気みたいで、よかった)」



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