愛しのキャットボーイ〜野良猫少年拾いました〜




「春香に触られると、爆発しそうになるんだよ……」
「爆発……?」
「っ……だからっ」



 突如手首を掴まれ、グイっと顔を近付けられた。
 離れたりくっついたり忙しい子だな、なんて冷静に考えていたら、ユキは相変わらず赤い顔でグッと何かを堪えながら呟いた。



「……僕も春香のこと、ただの他人なんて思ってないってこと」



 ユキ、顔近すぎない……?
 他人じゃないなんて私もそうだし、なにを今更こんな風に興奮して……。


 だけど、流石にこの距離はダメだな。顔近すぎ。
 思わずチョップすると、ユキは驚いたように目を見開いた。